2-4.デフォルトゲートウェイとサブネットマスク

デフォルトゲートウェイとサブネットマスク

インターネット通信は送信元端末と同じネットワークかどうかを判定して通信しています。これは同じ宅内にある別の端末に通信する場合に端末間で直接通信し宅内ルータやインターネットは経由しません。Webサーバなどのインターネット上にあるサービスにアクセスする場合に宅内ルータを通じてインターネットにアクセスしています。
サブネットマスクは送信元端末と同じネットワークかどうか判定するのに使われます。「255.255.255.0」や「/24」のように記載します。これは32Bitの最初の24bit判定することを意味しています。

判定は以下に示すようにIPアドレスは32Bitですので、最初の24Bitが同じかを判定するので通信相手のIPアドレスが「10.11.100.x」(xは0から255の数字)であれば同じネットワークに存在すると判定します。また、「10.11.100」の値が異なっていた場合はデフォルトゲートウェイにデータを送信することになります。

このため、デフォルトゲートウェイは異なるネットワークに関する通信、つまり、どこに端末があるかわからない全ての通信の宛先となります。
(宅内端末はインターネット上にあるサーバや端末にアクセスする場合はデフォルトゲートウェイに送信することになります。)
また、変換テーブルを手動で設定する方法が「ポート開放」設定となります。