1-2.ArduinoIDEライブラリ《Car》

2020年5月15日

1.Webサーバ機能ライブラリのインストール

ライブラリとは新たに追加する特定機能をまとめたソフトウェアとなります。インストールすることで追加した機能を利用することができます。
WebサーバやWebSocketなど各機能には多くのライブラリがありますが、機能面と動作時の安定性がもっとも良いと思われるライブラリを選定しています。
以下の手順の通りインストールして下さい。

1-1.ESPAsyncWebServerライブラリ【Webサーバ機能】

ESPAsyncWebServerはWebサーバ機能を提供するライブラリとなります。以下の通りファイルをダウンロードしライブラリフォルダに入れることでインストールします。

①以下の2つのサイトにアクセスしダウンロードします。
(1)ESPAsyncWebServer
(2)AsyncTCP

(サイトの右上の緑ボタンを押して「Download Zip」を選択しダウンロードします。)

②ダウンロードしたZipファイル(2つ)をダブルクリックし解凍します。
③解凍したフォルダ(2つ)をArduinoフォルダ(スケッチブックの保存場所)の「libraries」フォルダにそのまま移動して下さい。

【Arduinoフォルダ(スケッチブックの保存場所)】
ArduinoIDEの「ファイル」から「環境設定」を選択し「スケッチブックの保存場所」を確認できます(下図参照)

(1)ESPAsyncWebServerの例

C:¥Users¥xxx¥xxx¥Arduino¥Arduino_sketch¥libraries

配下に
「ESPAsyncWebServer-master」というフォルダを設置します。
(「ESPAsyncWebServer-master」はダウンロードして解凍したフォルダとなります)

2.カメラ機能ライブラリのインストール

本章はカメラ機能のライブラリをインストールします。そのため、カメラを利用しない場合はインストール不要です。
カメラから映像データを取得するためのOV7670-ESP32ライブラリと、映像データを送信するためのWebSocketライブラリをインストールします。

2-1.OV7670-ESP32ライブラリ【カメラ用】

①以下のサイトにアクセスしダウンロードします。
(1)OV7670-ESP32
(1.と同様にサイトの右上の緑ボタンを押して「Download Zip」を選択しダウンロードします。)
②ダウンロードしたZipファイルをダブルクリックし解凍します。
③解凍したフォルダ「OV7670-ESP32-master」の中の「OV7670-ESP32」をArduinoフォルダ(スケッチブックの保存場所)の「libraries」フォルダにそのまま移動して下さい。
(1.と同様にArduinoフォルダは見つけて移動して下さい。)
【注】OV7670はmasterフォルダ「OV7670-ESP32-master」ではなく中にある「OV7670-ESP32」フォルダを「libraries」フォルダに移動して下さい。

2-2.arduinoWebSocketsライブラリ【WebSocket用】

①以下のサイトにアクセスしダウンロードします。
(1)arduinoWebSockets
(1.と同様にサイトの右上の緑ボタンを押して「Download Zip」を選択しダウンロードします。)
②ダウンロードしたZipファイルをダブルクリックし解凍します。
③解凍したフォルダをArduinoフォルダ(スケッチブックの保存場所)の「libraries」フォルダにそのまま移動して下さい。
(1.と同様にArduinoフォルダは見つけて移動して下さい。)